海外釣行というと、釣具の持ち込みや現地での移動など、普段の釣りとは違う準備が必要になります。

今回は5月に、初めてタイへ釣りに行ってきました。日程は5日間。Arapaima Fishing Park、ノーンヘン フィッシング パーク、パイロット111の3ヶ所を巡り、アユタヤ遺跡やバンコクの観光も組み合わせた旅行です。暑季なので釣りは全体的に厳しかったとおもいました。

持っていったのは、大型魚を意識したXHクラスと、ルアー釣りを楽しむためのMHクラスのパックロッド。釣具を優先して荷造りし、衣類は現地で洗濯しながら着回すことにしました。

この記事では、今回のタイ釣行に向けて準備した道具、レンタカー移動、実際にかかった費用をまとめます。

各釣り場での詳しい釣り方や使用感については、別の記事で紹介していく予定です。まずは「どんな準備で、どのように回ったのか」という全体像の参考にしていただければと思います。

初めてのタイ釣行は、5日間で3つの釣り場へ

今回の旅行では、移動日と帰国日を含めた5日間で予定を組みました。2日目から4日目に釣り場へ行き、その合間に観光も楽しむ日程です。

日程主な予定
1日目タイ入国(ドンムアン空港) ナコーンパトムへ
2日目Arapaima Fishing Parkで釣り 
3日目ノーンヘン フィッシング パーク、アユタヤ遺跡観光、レンタカー返却、バンコクへ
4日目パイロット111で釣り、夜遊ぶ
5日目バンコク観光、深夜便で帰国

釣りだけに集中する旅行も魅力的ですが、初めて訪れるタイなので、観光も組み合わせました。

ただ、予定を立てたとおりに、毎日長時間釣りができるとは限りません。実際にノーンヘンでは暑さで早めに釣りを切り上げました。釣りの時間を確保しつつ、現地の状況に合わせて予定を変えられる余裕も必要だと感じました。

今回訪れた3つの釣り場

Arapaima Fishing Park

2日目に訪れたのが、Arapaima Fishing Parkです。今回の旅では、アラパイマやレッドテールを目的に訪れました。

ここに向けて用意したのが、XHクラスのロッドとPE5号、100lbリーダーを組み合わせたタックルです。普段の釣りとは違う魚を意識して道具を準備する段階から、海外釣行らしい楽しさがありました。

今回はガイドを手配せずに訪問しました。利用したときの料金は1名5,000バーツで、ルアーとエサの釣りを含む内容でした。ルアーのみ3,500バーツだったと思います。プランの内容や現在の料金については、予約・問い合わせ時に確認してください。

Arapaima Fishing ParkのFacebookページ

ノーンヘン フィッシング パーク

3日目は、ノーンヘン フィッシング パークへ行きました。

ただ、この日は暑く、早めに釣りを切り上げました。魚種の詳細も確認できていないため、今回は釣り場の攻略情報というより、旅行中に立ち寄った釣り場として紹介します。

その後はアユタヤ遺跡観光へ。結果として、釣りと観光を組み合わせた1日になりました。

料金は正確な金額を覚えていないため、この記事では掲載を控えています。訪問を考えている方は、事前に料金や営業状況を確認してください。

受付のお姉さんが、何言ってるか分からんけどよく愛想が良かったです。前日に日本人がナイフフィッシュ釣ったって言ってましたよ。

ノーンヘン フィッシング パークの情報を確認するFacebookグループ

パイロット111

4日目はパイロット111へ。写真撮ってないですが、チャドーが釣れました。

使用したラインはPE3号に60lbリーダー。MHのタックルで十分です。

今回利用したときの料金は500バーツでした。現在の料金や、持ち込むタックルの本数に関する扱いなどは、出発前に確認してください。

日本人の利用者も多く見かけました。日本人が禁止表示のある場所で釣りをしている様子も見かけたため、現地のルールを確認し、マナーを守って楽しみたいと感じました。

食事はおいしく、食事も楽しみながら釣るくらいの過ごし方がちょうどよいかもしれません。今回は餌まきもなく、暑さもあって早めに切り上げました。

タイ釣行に持っていったロッドとリール

今回は、XHクラスとMHクラスのパックロッドを、それぞれ2本ずつ持っていきました。

ひとつのタックルですべてを済ませるのではなく、大型魚を意識した組み合わせと、ルアー釣り用の組み合わせを準備した形です。

区分ロッドリール
XHシマノ キャプチャー167XH-5シマノ カルカッタコンクエスト300MD
XHダイワ ブラックレーベル トラベル C64XH-5・SBシマノ アンタレスDC MD
MHシマノ キャプチャー1510MH-4シマノ 25アンタレス
MHテイルウォーク ナマゾンモバイリー C674MHダイワ ジリオンSV TW

ここで紹介しているのは、今回自分が持参した組み合わせです。「タイ釣行には必ず4セット必要」という意味ではありません。狙う魚や訪問する釣り場に合わせて、必要な道具を絞っていくのが良いと思います。

大型魚を意識したXHタックル

Arapaima Fishing Parkに向けて用意したのは、キャプチャー167XH-5とブラックレーベル トラベル C64XH-5・SBです。

リールは、それぞれカルカッタコンクエスト300MDとアンタレスDC MDを組み合わせました。

ラインシステムはPE5号に100lbリーダー。今回の旅行では、アラパイマを意識した強めのタックルとして準備しました。

実際の使用感については、釣り場の実釣編とあわせて紹介します。道具のスペックだけでなく、現地で使ってどうだったかまでまとめたいと思っています。

ノーンヘンとパイロット111に向けたMHタックル

MHクラスは、キャプチャー1510MH-4とナマゾンモバイリー C674MHを持参しました。

リールは、キャプチャーに25アンタレス、ナマゾンモバイリーにジリオンSV TWという組み合わせです。

ノーンヘンとパイロット111では、PE3号に60lbリーダーを使用しました。

今回の準備では、大型魚用とそれ以外でラインの太さを分けています。ただし、この号数がすべての釣り場や状況に合うというわけではないので、持参する道具は釣り場のルールとあわせて確認してください。

エアアジアの預け入れ20kgに荷物をまとめる

今回利用した航空会社はエアアジアです。預け入れ荷物は20kgで申し込みました。

釣行のために持っていく道具は多くなりますが、衣類や日用品まで普段の旅行と同じ感覚で詰め込むと、荷物が増えてしまいます。

そこで今回は、釣具を優先し、衣類を減らして対応しました。

服は現地で手洗いして着回した

着替えはすべての日数分を持っていくのではなく、現地で洗濯して着回すことにしました。

洗濯用のものも持参し、服は手洗いです。釣具を減らすのではなく、衣類を洗って使い回すことで、持っていく荷物を調整しました。

ロッドやリール、ルアーなど、釣りに使いたいものが多いときは、衣類の持ち方を見直すのもひとつの方法だと思います。

ただし、洗濯する手間はかかるので、旅行中にどれくらい時間を使えるかも含めて考えておくと良さそうです。

移動はレンタカー|ドンムアン空港で受け取り

タイでの移動にはレンタカーを利用しました。予約サービスは、台湾釣行のときと同じQEEQ。受け取り場所はドンムアン空港です。

今回は複数の釣り場と観光地を回る予定だったので、レンタカーで移動する形にしました。

タイはガソリンスタンドがサービスエリア的な場所みたいで、色々寄って来ました。

国外運転免許証は出発前に準備

今回、私は地元の警察署で国外運転免許証を取得しました。自分が申請したときは即日発行でした。

申請場所や必要書類、交付までの日数は各都道府県の所轄の警察署で事前に確認してください。

また、レンタカーを借りる際に必要な書類や条件についても、予約した会社の案内と公的な最新情報を確認してから準備する必要があります。

ハーツレンタカーで今回借りました。

実際に運転すると、日本とは違う光景の連続

タイで運転してみると、日本では考えられないような光景の連続でした。自分の感想をそのまま書くと、「カオスで、ある意味楽しい」という感じです。

特に印象に残ったのは、信号のない交差点。日本の道路に慣れた感覚では戸惑う場面がありました。

ただし、面白かったという感想と、運転しやすいかどうかは別です。誰にでもレンタカーをおすすめできるとは感じませんでした。

私は中心部の運転をなるべく避けるようにしていました。現地で運転するかどうかは、自分の経験や不安の大きさも含めて判断したほうが良いと思います。

あと、アユタヤからの帰りにとてつもないスコールに遭ったので怖かったです。

ピックアップトラック荷台のハンモックで寝ている青年

釣りと観光を組み合わせて楽しんだ

ノーンヘン釣行後はアユタヤ遺跡へ

3日目は、ノーンヘン フィッシング パークとアユタヤ遺跡観光を組み合わせました。

釣りは暑さで早めに切り上げましたが、釣りだけに予定を固定していなかったので、その後は観光を楽しむ形になりました。

釣行の予定を立てると、つい釣りの時間を詰め込みたくなります。ただ、初めての場所では移動や暑さの影響もあるので、変更できる予定にしておくのも大切だと感じました。

釣りの後はバンコク、最終日も観光

4日目はパイロット111で釣りをして、夜はバンコクへ。最終日はバンコクを観光し、深夜便で帰国しました。

今回は釣りを中心にしつつも、観光や夜の街歩きまで楽しむ日程でした。

どこまで釣りに時間を使うか、どこで観光を入れるか。行きたい釣り場を決めてから、その周辺や移動の流れに合わせて予定を組むと、旅行全体を考えやすかったです。

タイ釣行にかかった費用

今回の旅行でかかった主な費用は、以下のとおりです。

航空券は1人分、ホテルは1室分、レンタカーは1台分です。人数の単位が異なるため、表の金額をそのまま「1人あたりの旅行総額」として見ないようにしてください。

項目金額単位・内容
航空券約90,000円往復・1人分
ホテル約60,000円1室分の宿泊費
レンタカー約20,000円1台分
Arapaima Fishing Park5,000バーツ1名分。ルアー&エサ込み。ガイドは手配せずに訪問
ノーンヘン フィッシング パーク未記録正確な金額を覚えていないため掲載を控えています
パイロット111500バーツ訪問当時の利用料金

このほかに、食費、燃料代、駐車料金、観光、買い物などの費用がかかっています。上の表は主な費用の内訳で、旅行全体の総額ではありません。

また、航空券やホテルは予約時期によって変わります。釣り場の料金や利用プランも変更される可能性があるため、この記事の金額は今回の体験の目安として見てください。

今回のタイ釣行で感じた、準備のポイント

行きたい釣り場と狙う魚を決めてから、タックルを準備する

●大型魚用とMHクラスで、道具とラインを使い分けた

●預け入れ重量を考え、衣類は手洗いして着回した

●レンタカーの手配と、運転に必要な書類は出発前に準備する

●暑さや移動を考え、予定を変更できる余裕を持たせる

●釣り場の料金、営業状況、ルールは訪問前に確認する

準備をしていても、実際に行ってみないと分からないことはありました。特に暑さと交通事情は、今回の旅で印象に残っています。

最初からすべてを完璧に回ろうとするよりも、釣りたい魚や行きたい場所に優先順位を付けておくと、現地で予定を変えるときも判断しやすいと思います。

まとめ|初めてのタイ釣行は、釣りと観光を組み合わせた5日間

今回のタイ釣行では、Arapaima Fishing Park、ノーンヘン フィッシング パーク、パイロット111の3ヶ所を巡りました。

XHクラスとMHクラスのパックロッドを持参し、釣具を優先して荷造り。衣類は手洗いして着回し、移動にはレンタカーを利用しました。

暑さで釣りを早めに切り上げた日もありましたが、アユタヤやバンコクの観光も組み合わせ、初めてのタイを楽しむ旅行になりました。

続編では、Arapaima Fishing Parkの雰囲気や釣行の様子、使用タックルやルアーについて詳しくまとめていきます。